気持ちを伝えることの大切さ

恋愛心理学の実践

投稿日: 2012年06月20日

最終更新日: 2014年11月11日

説得力と恋愛心理学

好きな人、好意を寄せる人に気持ちを伝えるのは大切なことです。

「恥ずかしくて伝えることなんてできない」
「こんな自分が言っても、きっと効果なんかない」
「自分が言わなくても他の人にたくさん言われてるだろうから、いまさら自分が言っても意味がない…」

などと考えてしまっている人は、ぜひこの記事を最後まで読んでみて下さい。恋愛心理学が躊躇しているあなたの背中をポンと押してくれるに違いありません。

スリーパー効果について

恋愛心理学の考え方に、「スリーパー効果」というものがあります。スリーパー効果とは、信憑性と説得力が関係しています。信頼できる人、信憑性のある人が何かを言うと、その人の肩書きも含めて脳が受け入れます。

説得力のなさそうな人・信憑性に欠ける人が同じことを言っても、疑ってしまいます。しかし、時間が経つと、どのような人が言ったのかは忘れてしまい、言っていたことの内容だけ記憶に残るというものです。

スリーパー効果の具体例

スリーパー効果は、どのような人が言ったのかは記憶に残りにくく、どのような内容を言ったのかが記憶に残りやすいという考え方です。

例えばチャラチャラした男性が、ある女性に「可愛いね、スタイル良いね」と褒めたとします。それを言われた直後は、「こんなチャラ男に言われたって、嬉しくないよ」「どうせ誰にでも言ってるんでしょ」と考えてしまいます。

しかし、時間が経つにつれて、どのような人が言ったのかの記憶は薄れていき、「褒められた」という記憶だけが残ります。褒めてくれた人の細かい素性なんて、すぐに忘れてしまうのです。例え自分の好みではない男性、交際相手とは考えていなかった男性に言われたとしても、「褒められた」という嬉しい記憶は強く残ります。

そして、言ってくれた人の細かい素性は忘れてしまったが、嬉しい記憶だけは残っている状態で言ってくれた人に会うと、「あのとき私を褒めてくれた人だ!」と認識し、女性は心を開くのです。

勇気を出して伝えてみよう!

この考え方に基づけば、可愛いと思った人には、素直に可愛いと言った方が良いという事になります。気持ちを伝えることで、褒められた女性の記憶に深く刻まれる事になります。

伝えなければ何も始まりませんが、伝えることができればあらゆる可能性を生み出すことができます。スリーパー効果を信じ、自分の気持ちを素直に相手に伝えてみてはいかがでしょうか。

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