何度も会えば好感度が増す-熟知性の法則-

恋愛心理学の実践

投稿日: 2013年08月27日

最終更新日: 2019年10月19日

単純接触の原理の続編

以前に書いた「単純接触の原理」「好きな女性に「会う」ことの重要性」という記事で、好きな女性に合うことの重要性についてご紹介しましたが、今回はそれらの続編であるとお考え下さい。

単純に「会う」ということも重要なのですが、会えば会うほど相手女性について詳しく知ることができ、それと平行して相手も自分のことを詳しく知ってくれる事になります。

内面的にお互いを熟知し、親近感や安心感を覚えることを、恋愛心理学では「熟知性の法則」と言います。

今回は、熟知性の法則とはなんなのかを恋愛以外の考え方も絡めてご紹介し、最終的に会うことの重要性を再認識できる、という流れでご紹介していきたいと思います。

熟知性の法則は恋愛以外にも応用されている

テレビCM、チラシ広告などでは、大手企業は「今が旬」のアイドルやタレントを頻繁に起用します。

その理由は、熟知性の法則を利用しているとも考えることができます。

どういうことかと申しますと、今が旬のアイドルやタレントは、毎日のようにテレビやラジオに出演し、皆様に顔や声を露出しています。

テレビやラジオという媒体を通しているので「会う」ということにはなりませんが、視覚や聴覚で接触している事になります。

何度も何度も、毎日のように出演しているので、視聴者の皆様はそのアイドルやタレントに、少なからず親近感を覚えているはずです。

企業が「今が旬」の人を起用する理由はここにあります。つまり、既に市民権を得た、親近感のある人を起用することで、その人を起用した企業にも親近感を覚えてもらおうという訳です。

誰も知らないアイドルやタレントが企業を紹介するより、認知度が高く、好感度も高い人を起用することで、熟知性の法則に近い効果を得ることができます。

熟知性の法則を恋愛に置き換えてみる

少々話しが逸脱してしまいましたが、要は何度も接触している人に対して、親近感を覚えるということです。

テレビやラジオを通してですら熟知性の法則の効果が得られるのですから、直接「生で」接触することに成功すれば、熟知性の法則の効果はより絶大なものとなります。

恋愛は、テレビやラジオを通しません。直接会ってやり取りすることが可能です。

したがって、電話やメール、LINEなど他の媒体を介在させず、直接会ってやり取りすることで、テレビやラジオで得られるより高い精度で親近感を覚えてもらいやすくなります。

会うことの重要性を再認識しよう

企業の営業担当者は、お客様の元へ何度もお伺いします。断られようが冷たくあしらわれようが、何度もです。

何度も訪問するうちに、取引先で「単純接触の原理」や「熟知性の法則」により親近感・好感度が生まれ、契約を締結できる可能性が出てきます。

ゴリ押しと言われればそれまでですが、人が「会う」「接触する」というのは、こういった目に見えない効果もあるのです。

恋愛においても同様のことがいえると思います。最初は断られたり嫌な顔をされたり、LINEを既読無視されたりすることがあるかもしれません。

しかし、何度も接触することで誤解も晴れ、仲良くなれる兆しが生まれるかもしれません。

以上のような理由から、好きな女性がいるならば、可能な限り直接会って話す機会を増やすことをオススメ致します。

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