誘いを上手に断る方法

恋愛心理学の実践

投稿日: 2012年06月26日

最終更新日: 2014年11月11日

あからさまに断っていませんか?

飲み会や何かのイベントに誘われても、行きたくなかったり先に予定が入っていたりして行けないときもあります。このような誘いが、異性からの誘いや上司や先輩からの誘いだったら、断り方が重要となってきます。

「予定が入ってて行けない」

「その日は仕事だから行けない」

などと露骨にイヤな顔をしてしまったり、間違った断り方をしてしまうと相手が嫌悪感を抱いてしまうかもしれませんし、この先誘ってもらえなくなってしまうかもしれません。また、行けるか行けないかを伝える前に「誰が来るの?」と、来るメンバーを探る行為も相手に不快感を与えかねません。

このようなときにも恋愛心理学の考え方が味方になってくれます。今回は、恋愛心理学を使って「誘いを上手に断る方法」について考えてみたいと思います。

イエス・バット法

恋愛心理学の考え方に、イエス・バット法というものがあります。これは、「1回受け入れといて、反論する」というものです。

なにか誘われても「良いですねぇ!でも…」と続けることによって、1度受け入れているという事実が相手の不快感を取り除いてくれます。断り方がうまい人は、この手法を巧みに操ります。

断っているにも関わらず、その人が断るとなぜか不快感を覚えないという知人はいませんか?

そのような人は、このイエス・バット法を実践している可能性が高いと言えます。

恋愛でも活用してみよう

上司や先輩からの誘いではなく、交際相手にもイエス・バット法は活用することができます。

交際相手の提案を、「いやだ」「やりたくない」と、頭ごなしにぶった切るのではなく、一旦受け入れるそぶりを見せて下さい。この場合の「受け入れる」は、「嘘をついて承諾したように見せかける」ということではなく、「相手の価値観を受け入れる」ということです。

自分にとっては理解できない提案であったとしても、相手にとっては考えた末の提案であったかもしれません。それを頭ごなしに否定しては、一生懸命考えた相手がかわいそうです。違う人間なのですから、自分では思いもつかない発想をするものです。

これを読んで「これまで自分はそうだったかも…」と思った方は、イエス・バット法をうまく使いこなし、価値観を尊重し合い、相手を傷つけないような断り方を身につけてみて下さい。

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