キスから先に進むことができない理由—チャンスをモノにする方法

恋愛心理学の実践

投稿日: 2014年06月23日

最終更新日: 2024年02月25日

キスまではうまくいくんだけど…

これを読んでいる皆さんは、下記のような経験はありませんか?

「キスした次の日から、女性の態度が何やらおかしい…」
「無事にキスができたのに、次の日からそっけない…」
「次会ったときに本番まで進もうと思っていたのに連絡が取れなくなった…」

このような不思議な経験をした事はないでしょうか。ぶっちゃけ、管理人(性別・男)はあります。もう、数えきれないぐらいあります。

いきなり本番を強要するのは紳士的じゃないから、まずはキスまでに押さえておこう。
無理やりやろうとするのは野蛮だし、他の男と同じになってしまう。
最初は優しくキスまでにとどめておいてあげるのが良いだろう。

などといったことを考え、一気に事を進めることはしませんでした。しかし、うまくいかない。キスした次の日から、なぜか連絡がとりにくくなったり、これまでのようなやり取りができなくなってしまっている。この理由はなんなのでしょうか。

今回は、キスまではうまくいったのに、その先に進むことができない理由について考えてみたいと思います。そこには女性の微妙でピュアな心理変化が見え隠れしています。

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「本当に好きだからキスする」というケースは少ない

結論から先に申し上げますと、女性は

「当該男性が好きで好きで仕方ないから思わずキスしてしまった、ということはめったにない稀なことである」

ということです。キスする段階では、好きかどうかなど分かっていない場合がほとんどです。もちろん、キスするまでに長い期間を要し、お互いのことを分かり合った上で愛情を育て、やっとキスに到達した、という場合は上記には当てはまりません。

しかし、キスする男女の多くは出会ってまだ間もない場合が多く、交際もスタートしていない場合も多いと考えられます。そのような状況でキスしたとしても、女性は男性のことを好きかどうかなんて判断できるタイミングではありません。

おそらく出会って間もない状況でキスするということは男性からモーションをかけることが多く、女性も断ると空気を壊してしまいそうだったので受け入れている、というケースが多いのではないでしょうか。

中途半端なキスをすると次の日から女性の態度に変化が起こる

キスをして、「今日はここまでね」的なノリでその日を終えてしまうと、女性の中にある変化が起こります。

「好きでもない奴とキスしてしまった」
「軽い女だと思われてしまう」
「相手に勘違いさせてしまうかもしれない」
「このままではダメだ、現実を分からせなきゃ!」

といった具合です。要するに、キスをなかったことにしようと考え始めるのです。好きでもなんでもない男と簡単にキスをする女であると思われないように振る舞おうとします。出会って間もない男とキスをする女なんて、誰も思われたくないですからね。

ですから、中途半端にその日をキスだけで終わらせてしまうと、管理人(性別・男)のように失敗を繰り返してしまう事になります。中途半端な紳士的行為で、みすみすチャンスを逃していた愚かな管理人のような経験を、みなさんはしないように気をつけてください。

では、どうしたらそのような経験をしないように気をつけることができるのでしょうか。

キスすることができたその日が勝負

キスをすることに成功したら、さらに積極的にモーションをかけて誘い、できれば本番まで進んで下さい。キスはオッケー、本番はダメ、と口では言いますが、キスをした時点で同じようなものです。その時点、その瞬間では2人のムードは高まっているのですから、キスにしろ本番にしろ、あまり差はないのです。本当に本番が嫌な女性は、キスも拒みます。

キスはオッケーだったのに本番を拒むということは、「じゃあなんでキスはオッケーだったの?」という事になりますからね。とにかく、キスをさせてくれた女性は、本番もさせてくれる可能性が高いと考えられます。

キスをした日は、まだ女性が冷静になれていません。客観的に自分がしている行動を判断できていない可能性が高いです。そして、雰囲気もテンションも上がっていますので、男性からしたら本番まで進める千載一遇のチャンスであると考えられます。この日を逃したら、一生その女性と本番を迎える事はないでしょう。

キスをした時点で合意を得たも同然ですから、積極的にアピールしてみましょう。本音と建前を見極めれば、簡単なことです。

注意:無理やりするのは絶対にやめましょう。あくまでも合意を得ることが大前提です。

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本番を終えたその瞬間、女性の中に変化が…

男性の努力が実り、無事に本番を終えることができたら、女性の中に目に見えない感情の変化が起こります。

本番というのは、女性にとって守らなければならない一番大切な部分をさらす行為です。守らなければならない宝物に触れられた感覚、と言えば分かりやすいでしょうか。

しかもそれば、許された者のみ拝見することができる、ありがたいものです。そしてそれを行った女性はこう考えるようになります。

「好きでもない男とやっちゃった…」
「このままでは軽い女だと思われてしまう」
「やった男がダサいと、ダサい男とやった女として、自分もダサくなってしまう」
「でもコイツ、見た目はこんなだけど優しいところあるんだよな」
「面白い一面も見せてくれるし、いい奴じゃん」
「そうだ、私は良い奴とやったんだ」
「なんかこの人のこと、好きになっちゃったかも♡」

という具合です。本番を終えると、女性の中の感情が、男性にとってプラスの方向に揺らぎ始めます。これが本番の持つ素晴らしいパワーなのです。

女性は好きな男性と性行為するのではなく、性行為した男性に好意を持つようになる。

この言葉は覚えておいて損はありません。だって実際、多くの女性がそう考えているのですから。この男性にとってプラスに働く心理変化を利用しない手はありません。

キスから先に進めない男性というのは、この心理変化を知らずに今まで女性と接していたのかもしれません。キスから先に進めなくて困っている、キスから先に進みたいのにそのチャンスをつかむことができない、という男性諸君は、キスしたその日のうちに、もう少しアピールしてみてはいかがでしょうか。

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