行動することの意味

恋愛心理学のテクニック

投稿日: 2012年06月20日

最終更新日: 2014年11月11日

行動するってめんどくさい

行動することは、様々な可能性を秘めています。しかし、行動することはエネルギーを必要としますし、決断も必要となります。いろんな苦労を伴うのであれば、本当は行動なんてしたくないですよね。めんどくさいですし。

許されるのであれば、毎日家でゴロゴロして、起きたい時間に起きて、寝たい時間に寝れば良い。行動するのと行動しないのとでは、結果にどのような差が生まれてくるのでしょうか。ここでは、行動について考えてみたいと思います。

行動した方が後悔する?

心理学では、行動した後の方が後悔しやすいと考えられています。後悔の苦痛も行動した後の方が大きく、もう行動しないように考えてしまいます。人間の脳は後悔や苦痛から少しでも逃れようとします。ラクな方へ導くのです。

ですから、後悔や苦痛を伴う「行動」というものから遠ざかろうとします。したがって、行動した後の方が後悔しやすいですし、行動する前から悪い想像をしたりします。

行動しないと結果が出ない

行動することには労力が必要なのは間違いありません。しかし、行動しないと何も達成できないのも事実です。行動したからと言って必ず成果が出るわけではありませんが、行動しないよりは何かを達成することができる可能性は上がります。

受験勉強をしなければ大学には入れません。しかし、受験勉強をしたからといって必ず大学に入れるわけではありません。受験勉強をしたのに大学受験に失敗したら、何もしなかった場合に比べて後悔は大きいです。脳はこのような苦痛を避ける習性がありますので、大きく後悔させることにより、もう行動しないように促すのです。

結果が全てではない

受験勉強の最大の目的は、志望校に合格することですが、例え合格できなかったとしても、受験勉強をしたことそのものは絶対に無駄にはなりません。その後の人生に、大きなプラスの効果があります。

受験勉強をしなかったら知らなかったことをたくさん覚えられますし、受験勉強をしなかったら知り合うことができなかった人というのもいるかもしれません。自分の時間を犠牲にし、エネルギーを使って何かの目標に向かって邁進するという経験は、なかなかできることではありません。それを経験すれば、人生の財産にすることができます。

「受験勉強を耐え抜いたんだから、自分にはなんだってできる」という自信も持てるようになるのです。仕事でもノルマを達成するために努力することもできるようになるかもしれません。受験勉強には、志望校に合格するという目的以外にもいろいろな付随特典があるのです。

合コンで考えてみる

合コンに参加するのも立派な行動です。男性が合コンに行く目的は、女性と知り合って交際することかもしれません。しかし、仮に女性と交際できなかったとしても、合コンに行かなければ知り合うことができなかった人もいるでしょうし、合コンに行ったからできた人脈もあるかもしれません。たまたま同席していた男性がビジネスパートナーとなることだってあり得ます。

しかし、合コンに行くという行動を起こさなければ、そのような可能性はありません。素敵な女性と出会えなければ後悔すると決めつけず、ひいては後悔を恐れず、積極的に行動することで、人生がどんどん豊かなものになっていくはずです。

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