「間違い」から見抜けることもある

恋愛心理学のテクニック

投稿日: 2012年06月19日

最終更新日: 2014年11月11日

間違いと深層心理

人は間違いをしてしまう生き物です。間違えたことがない、ミスしたことがない人間なんて存在しません。間違いを悔やむことで成長するのではなく、間違いから学ぶことによって成長していく生き物なのです。

間違いからいろいろなことを発見し、成功に結びつけることこそ重要な命題であるといえます。

今回は、この「間違い」に注目することで、その人の深層心理が分かるかどうかについて考えてみたいと思います。

忘れ物にも気持ちが関係している?

重要な役員会議に遅刻してきた人がいました。その理由を問いただしてみると、会議に使う資料を忘れていることに気付き、家に取りに戻ったそうです。家を出てからしばらくしてから忘れたことに気付いたため、電車を乗り過ごしてしまったそうです。その結果、会議に遅れてしまった。

よくある話しのように感じられますが、面白いのはココからです。よくよく聞くと、その「遅刻してきた人」は、前々からその会議にうんざりしていて、出席するのが嫌で嫌でたまらなかったそうです。だからといって、遅刻するためにわざと忘れ物をしたわけではありません。本当に「うっかり」忘れてしまったそうです。

嫌でも何でも会議は仕事。しっかりやらなければならないという自覚があったのにも関わらず、うっかり忘れ物をしてしまったのです。

ここに、「行きたくない会議」と「うっかりミス」の因果関係が見て取れます。忘れるつもりなんて毛頭なかったのに、ど忘れしてしまった。これは、会議に行きたくないという強い気持ちが関係しているという可能性もあるのです。

うっかりミスに理由があることも

間違い全てに上記のような因果関係がある訳ではありませんが、その可能性は秘めていると思われます。行動の間違いや言い間違いは、人間の欲望が具現化している可能性があるのです。

この考え方を恋愛に当てはめることもできます。恋人や友人との会話の途中に言い間違いがあったとしたら、もしかしたらその言い間違いは願望の現れなのかもしれません。例えば好きな人がいて、その人のことを日頃から頻繁に考えている状態の場合、言い間違いでポロッとその人の名前が出てしまうかもしれません。

ちょっとした言い間違いを指摘するのは、揚げ足を取っているみたいであまり良い気はしませんが、そのような考え方は恋愛心理学上、実際に存在するのです。

うまく使えば真意が分かる

恋人や友人のちょっとした言い間違いやミス、忘れ物などに注目することで、その人の深層心理が分かることもあるのです。悪い間違いだけでなく、良い間違いもあるはずです。

良い間違いに注目すれば、お互いの関係がより良くなっていくこともあるでしょうし、普段は恥ずかしくて口には出せない相手のホンネが分かることもあるかもしれません。

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