自己開示の法則

恋愛心理学の実践

投稿日: 2012年05月18日

最終更新日: 2014年11月11日

自己開示の法則の効果

恋愛心理学には、「自己開示の法則」というものがあります。

これは、自己開示(自分をさらけ出す)ことで、相手から好印象を持ってもらうという法則です。

自分の良いところだけでなく、悪いところ・弱いところをさらけ出すことにより、相手から特別な感情を抱いてもらうことができるようになります。自己開示された側は、

「こんな事を話してくれるなんて、誰にでもすることじゃないな」
「なんとかこの人の力になってあげたい」
「私はこの人にとって特別な存在になっているのかもしれない」

と考えます。自分の見せたくない部分・話したくない部分をさらけ出すのは恥ずかしいですが、このような効果が期待できます。

そうは言っても、相手に伝えるのは恥ずかしい

恥ずかしくて相手に直接自己開示することができない場合は、電話やメールで自己開示するのも一つの手段です。

直接会っているときに話すと、その場の雰囲気が気まずくなったり、会話が途切れたりしてしまうこともあります。

電話も会話ですが、相手の表情やリアクションが見えないので、直接話すよりはお互いに緊張感が和らぎます。

メールは電話よりさらに距離がある連絡手段ですが、じっくり文面を考えることができますし、相手も返事をせかされることがないというメリットがあります。

秘密の共有も効果アリ

知り合ってまだ日の浅いうちに、重たい話しをカミングアウトしてしまうと、相手にとっても負担になってしまうかもしれません。

最初のうちは、軽いネタの方が良いでしょう。ちょっとした秘密の相談などでも良いです。

「他の人には言わないで欲しいんだけど、実はね…」
「オレ、実は○○にハマってるんだけど、ダメかな?」
「うちらの先輩のAさん、実は○○らしいよ?」

といった、フランクな内容で良いでしょう。

秘密を共有することは、2人の中を急速に縮めます。

2人だけの秘密を共有すると、一種の運命共同体が形成されるのです。

必然的に2人だけで話す頻度が増すでしょうし、信頼関係も生まれます。

その相手と親しくなるにつれて、徐々に核心に迫る部分をさらけ出すようにしましょう。

お互いにさらけ出そう

自分の恥ずかしいところも相手にさらけ出すことができれば、相手も応えてくれるようになるでしょう。

「この人がここまで自分をさらけ出してくれたんだから、私も自分の恥ずかしい部分をさらけ出すようにしよう」と考えるようになるのです。

交際を続けていく上で、相手の表も裏も知るということは、重要なことです。

素敵なカップルになるために、相手には積極的に自分をさらけ出すようにしましょう。

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