女性が考える見せパンと男性が考える見せパンの違い

身だしなみ

投稿日: 2013年06月03日

最終更新日: 2014年11月11日

見せパンは男女で考え方に相違がある

最近女性がファッションに「見せパン」なるものを導入しております。

ローライズのパンツやミニスカートなどを着用する際は、否応なしに下着が見えてしまいます。どんなに隠すのがうまい人でも、風の影響や階段の上り下り、座る際などにどうしても見えてしまうことはあります。

男性からしても、もし彼女がいて、彼女のミニスカの下からチラチラパンツが見えるのは嫌なものです。自分の彼女が他の人にパンツ(下着)を見られるのは、耐えられません。

そこで導入されたのが、「見せパン」です。ミニスカートやローライズを着用したい。でも下着を見られるのは恥ずかしい。そういった声に応えて編み出されたアイテムの見せパン。

そこには、決定的な男女の相違があります。今回は、この「見せパン」について男女の相違を考えつつ、一定の方向性を示してみたいと思います。

女性が考える見せパン

女性は「見せパンなら見えてもいい」と考えている人が圧倒的多数です。

「パンツ見えてるよ?」と指摘してあげても、「見せパンだから良いの」という返事が来るだけ。そこに羞恥心は感じられません。女性は見せパンを「下着」というよりはむしろ、「水着」のように考えているフシがあります。

女性は見せパンを見られても、「見たきゃ見れば?」と言わんばかりの振る舞いです。「見せパンだから」という理由で階段で隠す素振りをしなかったり、大股広げて座ったり、見える角度でしゃがんだり、やりたい放題です(みんながみんなそうではありませんが…)。

とにかく女性は、見せパンなら見られても良い、水着のようなものだ、男だって見せパンなんか見ても喜ばないだろう、と考えている人が多数です。

男性が考える見せパン

結論から先に申し上げますと、男性は見せパンが見えても喜びます。普通の下着となんら変わりなく嬉しいものです。

そして、堂々と「見せパンだから!」と恥ずかしげもなく露出する女性にドン引きします。「こいつには羞恥心ってもんがねーのか?」と。

要するに男性は普通の下着と見せパンの間を区別せず、何の隔たりもなく同一のものとして認識しています。AKBを代表とする、ミニスカートを履いた女性(グループ)がテレビで歌ったり踊ったり座ってトークする番組の視聴率がいいのは、このような理由もあると考えられます。

トーク番組って、女性のスカートの中が見えるか否かぎりぎりの角度で、女性が後ろに座っていることがありませんか?

あのレイアウトは、明らかに男性の欲望を刺激しようとしているものでしょう。

それではどうすればいいのか?

突き詰めて考えていくと、彼氏や旦那がいる女性はミニスカートを履くな!ということになってしまいますが、それでは女性差別ですね。女性として生まれたのであれば、自分の着たい服を着て歩きたいものです(もちろん男性も)。

見せパンは、彼氏や旦那が嫌な思いをしないために利用し、また、自分の自尊心を守るために利用すると考えると双方の意見が一致する可能性が上がります。「見せパンだから見えても良い」と考えるのは、ナンセンスです。

彼氏や旦那は、彼女や妻の下着を他人に見られるのはとても嫌なものです。それを女性が分かってあげた上で、

「見せパンでちゃんとガードしてますよ!」
「あなたが嫌がるのは分かっているから、見えないように工夫していますよ!」

というアピールに使えば良いのです。

男性は、もし自分の彼女や妻がガードしていなければ、それを伝えてあげることが大事です。つまり、「下着を他の人に見られるのは嫌だ」という気持ちを伝えるのです。これは束縛ではなく、彼氏や旦那として当然の権利だと管理人は思います。

そう考えると、見せパンの存在意義は、「万が一のときの保険」程度のものでしょう。見せパンだろうが普通の下着だろうが、見えないように隠すのは、露出多めの服を着ている女性の義務です。万が一見えてしまったとしても見せパンなら、普通の下着よりダメージが少なく済みます(見る方も見られる方も)。

見せパンは最近出てきた代物なので、男女双方の認識が違うのは当然のことです。見せパンにおける価値観が一致しにくいときは、お互いの価値観を尊重し、歩み寄っていければモメないはずです。そのショック吸収剤にこの記事がなれば幸いです。

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