男性には分からない女性の化粧事情
投稿日: 2013年02月02日
最終更新日: 2014年11月11日
女性にとって化粧とは?
男性からしてみれば謎に包まれている女性の化粧事情。姉や妹がいる男性なら少しは関わりがあるかもしれませんが、それでも多くのことを知らない男性がほとんどです。
女性にとって化粧とは、「身だしなみ」であり、「ファッションの一環」でもあります。
今回は、そんな「化粧」をテーマに、男性と女性の情報の非対称性を追及し、双方の理解を得たいと思います。
男性たちが女性の化粧について理解してあげるということは、女性たちの苦労を少しでも分かってあげるということにつながり、引いては価値観の共有につながります。
毎朝戦争してる女性たち
出社前、登校前の女性たちの朝は大変です。ごはんを食べて歯を磨いて服を着て髪を巻いて、それだけでも時間がかかるのに、「化粧」というとても手間と時間がかかる作業が待ち構えているからです。
一言で「化粧」と言っても、その作業は膨大で、かつ繊細です。
アイメイクだけでも二重強調、カラコン、ビューラー、マスカラ、付けまつ毛、まゆ毛、アイシャドウなどなど、たくさんの工程があります。
それだけでなく、ファンデーション、口紅、リップグロス、チークなど、途方もない作業量であり、満足いく化粧を施すために毎朝時間を湯水のごとく使わなければなりません。
朝の男性たちに比べると、本当に手間と時間がかかることがお分かりいただけるかと思います。
一種の武装でもある
「そんなに手間と時間がかかるなら、化粧なんてしなきゃ良いじゃん」という声が男性側から聞こえてきそうですが、そういうわけにはいきません。
社会人ともなれば、化粧することは常識です。さらに、化粧は女性にとっては服を着ることと同じぐらい重要なことなのです。
ビシッとスーツを着こなすと、なにかの力に後押しされて、スイッチが入ったり、普段言えないようなことも言えたりしませんか?
一張羅を着て街に出ると、普段とは違うポテンシャルを引き出せる気がしませんか?
女性が熱心に化粧をするのも、それと同様の効果があります。「化粧」という武装をすることにより、なにか言葉では言い表せない力に後押ししてもらえるのです。
すっぴんのときには言えないようなことも、化粧していると言えるようになったりするのです。
化粧をするという行為は、スーツをビシッと着るという行為に似ているのです。
理由より理解が大切
ここまで化粧をする理由について書いてきて、いまさらこんな事を書くのは気が引けますが、あえて書いておきます。
「女性がなぜ化粧をするのか」という理由について考えるより、「化粧は女性にとって当然の行為だ」と考えれば、男性からも理解しやすくなるかもしれません。
着るのに少し時間がかかる服を顔に着せている、と考えれば分かりやすいかもしれません。
いずれにせよ、結局は女性たちは毎朝貴重な時間を化粧に費やしています。
その苦労を少しでも男性たちが理解してあげることで、女性たちの苦労も報われるのではないでしょうか。