単純接触の原理
恋愛心理学での単純接触の原理
単純接触の原理は、恋愛心理学ではよく取りざたされる用語です。
具体的には、相手との親密度を深めるためには、数多く接触した方が良いというものです。
この場合の「接触」とは、実際に触れるという意味ではなく、「会う」という意味です。
知り合って日の浅い関係であれば、会う回数が多ければ多いほど親密の度合いが増します。
この原理は、心理学者によって仮説を裏付ける実験も行われています。
知り合ってからある程度月日が経過している関係でも、それまでより会う頻度を上げれば、お互いの親密度は上がるでしょう。
会うことは情報の宝庫
この原理に基づけば、相手との距離を縮めたいのであれば、可能な限り頻繁に会う方が良いでしょう。
例え5分しか会えなくても、会わないよりは会った方が良いです。
いくら電話やメールで連絡を取っているとしても、その情報量は会うことに比べたら、圧倒的に劣ります。
会うということは、相手の目つきや言葉遣い、言葉遣い、息づかい、匂い、服装、感情、体調など、数多くの情報を入手することができます。
電話やメールでは伝わりにくい、細かい感情表現なども察知することができます。
例えば、何か話してて、相手が「うん」と返事をしたとします。電話やメールでは、「うん」という言葉は冷たく感じるものです。
しかし、会っている状態なら、そのときの目つきや語気、顔の動きで同じ「うん」でも、全然印象が変わってきます。
電話やメールでは、限られた情報しか得ることができません。電話やメールでは、直接会って話しをするほどの情報量をやり取りすることは不可能です。
相手のことをより詳しく知りたい場合、どんなに短い時間でも会うのがベストです。何度も会った方が、二人の距離は確実に縮まることでしょう。
「会いたいから会う」で良い
このことから、「会いたくてたまらない」という感情には素直に従った方が良いということが分かります。
なぜだか分からないけど、無性に会いたいと思うことってありませんか？
それは、無意識にその人との距離を縮めたいと思っている証拠です。
冒頭のような理屈も存在するでしょうが、細かいことは考えずに、会いたいときには会った方が絶対良いです。
別に、会って何を話すとか、どこへ行くとか、関係ないんです。
ただ会いたい、会って世間話がしたい、それで良いんです。カッコつける必要はありません。クサイ口説き文句も必要ありません。
「ただ会いたいと心の底から思ったから会いにきた」と言うだけでも、女性は嬉しく思うものです。
恋愛心理学でも裏付けされていることですし、気になる女性とは、可能な限り数多く会うようにしましょう。
