恋愛の6つのタイプ

恋愛心理学の基礎知識

投稿日: 2012年05月16日

最終更新日: 2014年11月11日

ジョン・アラン・リーの6つの恋

ここでは、カナダの学者、ジョン・アラン・リーの研究結果である「6つの恋」についてご紹介していきたいと思います。

結論から申し上げますと、この研究では恋の種類を6つに分類していて、同じ種類の異性とは結ばれやすく、異なる種類の異性とは長続きしにくいというものです。

しかし、そうは言っても恋は十人十色、十人いたら十通りの恋がありますので、そもそも6つに分類すること自体が非現実的であるという事になります。

という訳で、肩ひじ張らずに自分と相手の種類がどのタイプなのかを確認し、大まかに「こういう基準もあるんだな」程度に楽しんでみて下さい。

① エロスな恋・美を求める愛

相手を想う度合い    ★★★★☆

相手から想われたい願望 ★★★☆☆

束縛や嫉妬などの独占欲 ☆☆☆☆☆

このタイプは相当な自信を自分に持っているため、相手を束縛したりしません。ちなみにエロスとは、本能的な性欲や生きることの欲望を指すと言われています。

② ルダスな恋・遊びの愛

相手を想う度合い    ★★★☆☆

相手から想われたい願望 ★★★☆☆

束縛や嫉妬などの独占欲 ★☆☆☆☆

浮気性の人はこのタイプであると言われます。複数の異性と交際することができる社交性があります。ルダスとは、恋を遊び感覚で楽しむという意味で、男性に多いと言われています。

③ マニアな恋・取り付かれた愛

相手を想う度合い    ★☆☆☆☆

相手から想われたい願望 ★★★★★

束縛や嫉妬などの独占欲 ★★★★★

極端に相手から想われたいと熱望するのがこのタイプです。常に相手からの愛情を欲し、愛されていることが確認できないと、不安になってしまい、私生活にも影響が出ることがあります。

④ アガペな恋・愛他的愛

相手を想う度合い    ★★★★★

相手から想われたい願望 ☆☆☆☆☆

束縛や嫉妬などの独占欲 ☆☆☆☆☆

このタイプは完全な自己犠牲でも構わないという珍しい種類です。相手のためならどのようなことでもしますが、相手から想われたいという願望はありません。現実世界にはこのタイプは存在しないと言われています。アガペはキリスト教的な考え方で、神の人間に対する愛という意味で使われます。

⑤ プラグマな恋・現実主義的愛

相手を想う度合い    ★★★☆☆

相手から想われたい願望 ★★★☆☆

束縛や嫉妬などの独占欲 ★★★☆☆

恋に対して慎重なのがこのタイプです。いろいろな角度から調査・分析を繰り返して相手を選びます。理想を求めるのではなく、現実的にこれからの生活を考えた上で交際相手を選ぶ人はこのタイプでしょう。プラグマとは、現実・実利・実用などの意味があります。

⑥ ストゲな恋・友愛

相手を想う度合い    ★★★★★

相手から想われたい願望 ★★★★★

束縛や嫉妬などの独占欲 ☆☆☆☆☆

友達から恋人になることが多いのがこのタイプです。恋人になるまでに長い時間を要しますが、恋人になったら破局しにくく、結婚して幸せな家庭を築くことを人生最大の目標とします。万が一別れたとしても、その後は再び友達として相手と付き合うことができます。お互いに離れていても、信頼関係が築かれていることが多く、地理的な隔離は問題になりにくいと言えるでしょう。

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