女性は結婚相手を選ぶとき、どのようなことを考えるのか

女性のホンネ

投稿日: 2017年01月20日

最終更新日: 2017年01月20日

結婚を考えていた年上彼氏

私には5歳年上の彼氏がいました。職業はサラリーマンで、土日休み、平日はほぼ定時の18時に帰宅。

2年間つきあい、結婚前に同棲を始めると、やはりそれまでには知らなかった生活が見えてきました。

まずひとつ、飲み会が多い。平日ほぼ定時に仕事が終わっても、家に帰ってくるのはほぼ毎日終電でした。

仕事のつきあいと言われてしまえばそれまでだったのですが、時には私と約束していても飲み会を優先させることがありました。

その上酒癖が悪い。暴れたりはしなかったのですが、財布を落として帰ってくることもあり、会社の先輩に送られてくることもよくありました。

それに加え、私の仕事はサービス業で、残業がつきもの、土日は必ず出勤。

仕事から疲れて帰ってきて、彼の酔っぱらった姿を見ることに、同棲から半年程で嫌気がさしてきました。

ただの同僚だった3個下の年下男子

そんな生活にも嫌気がさしていたけれど、当時私は26歳。このまま今の彼氏と別れて、また彼氏を作って何年かつきあってから結婚、というのは正直面倒でした。

今の彼氏とは、私が我慢すれば多分結婚は出来るし、もちろん好きなところもいっぱいあるし。そんな風に自分を騙し騙し生活していました。

そんなときに、前の店舗で一緒に働いていた、3個年下の男の子と再会しました。

久しぶりに会うと会話が弾み、今度みんなで遊びに行こうという話になり、連絡先を交換しました。彼はお酒はほとんど飲まず、一緒に働いているときから、仕事観や恋愛観、何かしらの感覚が合うな、と思っていた相手でした。

一緒に働いているときも、「つきあったら楽しそうだね」と冗談で言い合っていましたが、恋愛感情を持ったことはありませんでした。

年下くんとの初めてのデート

再会してからなんとなくメールを送りあうようになり、彼氏の愚痴などを聞いてもらっていました。

ちょうど休みがお互い合ったとき、遊びに行こうという話になりましたが、他の人は都合がつかず、結局二人で遊びに行くことに。

日々仕事でも、家でも疲れていた私は、癒されたい、というリクエストをすると、動物園に連れて行ってくれました。

仕事で話すことはあっても、二人でそんなに長時間話したことはなかったので、その日、仕事の話、将来の話、目標を語っている年下くんがとてもキラキラして見えました。

毎朝仕事に行きたくない、と言っている彼氏を送り出していた私には、仕事に情熱を持って取り組んでいる姿が、とても新鮮で、印象的でした。

二人とつきあってみて選択のとき

その日から、年下くんとはよく会うようになりました。毎回好きだと言ってくれて、電話でもメールでもたくさんの愛情表現をしてくれました。

年上彼氏は、愛情表現は滅多にせず、私が何かを言ったり聞かないと、好きだとは言ってくれないタイプでした。

まさしく真逆の二人だったのです。

年下だからといって頼れないかというとそうではなく、悲しいときや悔しいとき、頼りたくなるのは年下くんでした。

泣いてもいいし、素の自分でもいいや、と思えたことが大きかったと思います。

結局年上彼氏とは別れて、年下くんを選んだのですが、「俺を選んだら、毎日楽しいし幸せなのにな」という言葉が決定打だったような気がします。

年上彼氏のことはもちろん大好きでしたが、いくら好きでも合わない人とは一緒に暮らせないし、感覚が合う、無理しない自分でいられる、ということが、長い目で考えると一番重要なことなのでは、と思います。

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