メールやSNSじゃ気持ちは伝わらないということ
投稿日: 2017年01月17日
最終更新日: 2017年01月17日
失敗談から学んでみよう
今回は、ある方の経験談を元に、メールでやりとりすることのリスクについて考えてみたいと思います。
無機質な文字だけのやりとりでは、どうしてもすれ違いは起こってしまうようです。
純粋な恋愛のはじまり
これはわたしが中学三年生の時に体験した恋愛のお話です。
中学三年生になってわたしはある男の子を好きになりました。
その人はクラスではすごくモテる人でわたしも心を寄せていたものの、友人たちにわたしが彼と仲がいいからといって私に近づいてきたり、相談に乗らされたりしたことが何度もあって、自分の好きな気持ちを押し殺して生きてきました。
彼は家庭が厳しいところで育っていた天才くんだったので、中学三年生の夏までケータイは持っていませんでした。
だから、当時はSNSに頼ること無く毎日のスクールライフが楽しくてたまりませんでした。
彼はよくわたしに話しかけてくれたり、よく目が合ったりして、毎日が楽しかったです。そんなわたしに勝利の女神は微笑みました。
メールをやっと交換した
わたしが彼を好きになって3ヶ月、本当に楽しい毎日でした。
目があうと、他の女の子たちとは違う反応をしてくれる彼にゾッコンで、男子同士のあいだの会話でさえもわたしのことを良く言ってくれていると他の男の子から聞いていたので本当に嬉しかったです。
3ヶ月後、なんと彼がケータイを買うことが決まりました。
風の噂で聞いて、夏休み前にメアドもらえたらいいなぁと思っていたら、偶然教室で2人のシチュエーションになりました。
恥ずかしくなって、わたしが帰ろうとしたらメールアドレスを聞かれました。
飛び上がるほど嬉しい気持ちを抑えながら、夜に恐る恐るメールしました。わたしが最初にメールした女の子だったようで本当に嬉しかったです。
ついに告白されたけど…
夏休みに入り、毎日のように会えなくなってすごく寂しい気持ちでいっぱいでしたが、メールという手段があったおかげで寂しさは少し減りました。
ときどきハートマークを使ってくる彼にウキウキで舞い上がっている毎日でした。
そんなに頻繁なやりとりではありませんでしたが、そんな中で突然好きな人の話を掘り出されました。
お互い好きな人がいるということで、もしかしてという期待みたいなのを勝手にしていた最中、わたしのことが好きだと冗談だか本気だかよくわからないメールが来て、じゃあ付き合っちゃおうかみたいな流れで付き合うことになりました。
正直、本当にわたしのことが好きだったのかすら良くわかりませんが、そんなことより付き合えたことへの喜びが大きかったので気にしていませんでした。
付き合ってからのメールの恐怖
メールはほぼ毎日していました。
夏休み、高校受験でお互い忙しかったのですがわたしはどうしても会いたくて会おうと何度も言いましたがダメでした。
まずそこが大きな疑問です。
好きなのに会いたいと思わないならあのメールは冗談だったのだろうか、なんだか変な気分でした。
そんな中、1ヶ月経ったところで彼がわたしに浮気するなよと言って別れを告げられました。
浮気はもちろんしてませんし、第一ずっと塾にいたんだから浮気する暇なんてありませんでした。
あまりにも理不尽な理由すぎてブチ切れて別れることになりました。
今でも本当に好きだったかどうかはわかりません。
メールじゃやっぱり気持ちって伝わらないんです。誰かを傷つけるオチになるんです。