男性が女性に恋愛相談しても意味がない?【恋愛の男女差について】

恋愛心理学の実践

投稿日: 2014年12月02日

最終更新日: 2014年12月02日

女性に恋愛相談することはありますか?

男性が女性に恋愛相談することって、一見効果的なように見えますが、考え方が根本的に違うため、いい結果が得られないことがほとんどです。

恋愛を客観的に分析したがるのが男性で、恋愛を感情の赴くままに進めていくのが女性です。必ずしもこの分類が正しいとは言い切れませんが、ほとんどの人は当てはまるのではないでしょうか。

なぜ、どうしてそうなったのか。
こういう行動を取る理由はこれだ。
こういう現象は、Aという事象と因果関係がある。

などといった分析を、多くの女性は苦手とします。思いつきや感情で判断する場合が多く、なかなか思い通りの結果を導き出せないこともあります。

したがって、女性たちの多くは、なぜ人を好きになるのか、どういう理由でその人を好きになったのか、などといったことを考えてもわからない場合が多く、またそもそもそういう理由を考えることが少ないということができます。

今回は、恋愛に対する男女差に着目し、恋愛で何か困ったことがあった時に男性はどのように打開していけばいいのかについて考えてみたいと思います。

恋愛における男性と女性の違い

男性の多くは、女性が人を好きになるプロセスに着目し、原因を知ることで結果を導こうとします。

例えば、女性が好みそうな服を着たり、女性が好みそうな場所をデート先に選んだり、女性が好みそうな車に乗ったり、などです。

また、ある女性の行動を分析し、

「なぜそのような行動を取ったのか」

を考え結論を出そうとします。

ちなみに、そのような質問に女性は答えられません。なぜそのような行動を取ったかの細かい理由など分からないからです。ただ、そういう行動を取りたいとその時に思ったから、そういう行動を取ったのだとしか言うことができません。いちいち理由なんて考えていません。

女性は感情で恋愛している人が多い

全員とは言いませんが、ほとんどの女性が感情で恋愛しています。感情を直感と言い換えても良いかもしれません。

なんとなく「いいな」と思った人と付き合ってるという人は、多いのではないでしょうか。

もちろん、交際中の男性の好きなポイントは色々でしょうが、それは交際後に発見される場合が多く、最初のきっかけは「なんとなくいいと思ったから」である場合が多いです。

行動や現象を客観的に分析している人は少ない

男性が何か不可解な女性の行動を分析するときに、女性に意見を求めてもなかなか理にかなった回答は得にくいでしょう。

ですから、男性は男性に相談するか、自分で考えて結論を導きだすしかありません。

恋愛は女性が対象だから、女性に話を聞くのが手っ取り早いだろうという考え方は、必ずしも正しくはありません。理論的に因果関係を考えようとするのは、男性だけなのですから。

知識と経験を積み軌道修正していくのが近道

女性の行動に唯一無二の答えはありません。その時の感情で自分でもわからないような行動をとりながら恋愛しているのが女性なのです。

「なんであの時あんなこと言ったの?」

と聞いても、

「分かんない」

と答えられるのが関の山です。

ですから、直接女性に聞くのではなく、男性側が自分で考えることが必要です。試行錯誤しながら微調整し、何か問題が起こったら自分で徹底的に考えて結論をだし、軌道修正しながら前に進んでいくというのが、恋愛における正攻法と言えるでしょう。

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