女性の買い物が長引く理由とファッション誌を読む心理
投稿日: 2014年11月20日
最終更新日: 2014年11月20日
女性との買い物には忍耐が必要
女性と買い物に行ったことはありますか?
経験者ならわかると思いますが、女性と一緒に買い物に行くと、いろいろなことに驚かされるでしょう。
何より、長い。
その待ち時間は途方も無いということを思い知らされるでしょう。
しかし、そこでイライラしてしまっては、せっかくのお買い物デートがつまらなくなってしまいます。
買い物が長い理由は、より良いものを手に入れたいと思うからなのでしょうが、そこにはファッション誌も関係しているようです。
そこで今回は、女性の買い物が長引く理由とファッション誌を熟読することの関係について考えてみたいと思います。
「可愛い」を連発するくせに買わない
女性と買い物をするとすぐに分かることですが、女性は買い物の途中、「可愛い」を連発します。
様々な商品を手に取り、
「これ、超可愛くない?」
「めっちゃ欲しい」
「こういうの欲しかったんだよねぇ」
と言いまくります。でも、買わない。
この行為が永遠と繰り返されるのです。
ここで業を煮やしてはいけません。これが女性というものなのです。可愛いを連発するくせに、実は内心冷静に「より良い商品」を探しているのです。
より「可愛い」ものを探し求める
女性にとって、お店に売っている商品が「可愛い」のは、もはや当たり前なのです。
可愛い商品がたくさんある中、「一番可愛いもの」を探し求めるため、なかなか購入に至らないのです。
買ってしまったらそこで終わりですが、女性たちは「さらに可愛いもの」を求めて物色を続けるのです。彼女たちには、
「一緒に買いに来てくれている男性を待たせちゃうから…」
という気持ちは、ほぼありません。というか、一緒に来ている人のことは眼中に入っていません。可愛い商品を求める女性というのは、そういうものなのです。
ファッション誌を読むことで様々なことが確認できる
さて、可愛いものを探し求める女性たちが、なぜファッション誌を読み漁るのかについて考えてみましょう。
女性たちは、ファッション誌を読むことで、様々なことを「確認」しているのです。ここでは、女性たちがどのようなことを確認しているのかについて見ていくことにしましょう。
自分のセンスの確認
ファッション誌に載っているものを見ることで、自分のセンスが正しいのかを確認することができます。自分のセンスをファッション誌で磨いていると表現することもできます。
自分が可愛いと思うものがファッション誌に載っていることを確認すれば、自分のセンスは間違っていないんだと確認することができます。
流行の確認
今年はどのようなものが流行っているのか、または流行りそうなのかを確認することができます。
女性たちは流行に敏感です。他人より早く流行を先取りしようとします。この「早く」というのはポイントです。
誰よりも早く流行のアイテムを着用するというのは、女性にとってとても優越感に浸れる行為なのでしょう。
お店(ブランド)の信頼度の確認
雑誌にあるブランドが載っていたら、女性たちはそのブランドを信頼します。雑誌に載っているんだから、このブランドは間違いない、着ていても恥ずかしくない、といったところでしょうか。
店頭によく「雑誌に掲載されました!」といった展示があるのも、女性たちに信頼されるためでしょう。
雑誌掲載の事実を女性たちに見せることで、女性たちに信頼してもらえるというわけです。雑誌に載っている商品と全く同じものを手に入れることができるという安心感もあるのでしょう。
服の合わせ方の確認
自分の服の合わせ方と、ファッション誌に載っている合わせ方を照らし合わせて確認します。
自分の服の合わせ方は変じゃないか、流行に乗り遅れていないか、人からダサいと思われないか、などといったことを確認します。
女性と買い物に行く際は気長に待とう
ファッション誌で確認したことを、買い物の最中に実践するため、膨大な時間が必要となります。ファッションにうるさい女性ほど、物色の時間は長引くでしょう。
自分の直感だけで商品を選ぶような女性の場合、意外とすんなり決まりそうなものですが、自分のセンスに自信がなかったり、ファッション誌の情報を利用したいと考える女性ほど、取捨選択に時間がかかります。
客観的には「あれ可愛い、これも可愛い」と楽しそうに見えますが、内部では様々な葛藤が存在していると考えられます。
女性たちは葛藤など理屈っぽいことは考えてないでしょうが、選択に必死です。数ある商品の中から、お金を出して買ってもいいと思える商品に出会うまで、選択は続けられます。
自分が納得いく商品に出会えなかった場合、何も買わずにその日の買い物が終了してしまうことさえあります。
待たされている男性からしたら勘弁してもらいたいところですが、女性たちは必死に選択しているということをわかってあげられたら、そこまで腹の立つ話ではないのではないでしょうか。
女性と買い物に行く場合は、待たされるのは当たり前のこととして考えていたほうが無難なのかもしれません。