顔と恋愛
男は顔か？
「男は顔だ」という説と、「男は顔じゃない」という説があります。どっちが正しいんでしょうかね。
確かに、顔で男を選んでいる女性もいるでしょうし、そうではない女性もいます。
ですが、イケメンだから必然的にモテるという理論は、正しくありません。イケメンでもモテない人を私はたくさん知っています。
何を基準に「イケメン」と定義するのかは難しいところですが、もし仮にイケメン投票というものがあったとしたら、より多くの票を集めた男性はイケメンと言えるのではないでしょうか。
私の友人に、イケメン投票によりグランプリに輝いた男性がいます。彼の名誉のために、彼に関する詳細な情報の公開は避けますが、数千人規模の投票であったことだけは間違いありません。
そのイケメン投票でグランプリに輝いた、自他ともに認めるイケメン君は、全然モテませんでした。
背も高く、流行を取り入れたファッションを着こなし、何の問題もないように見えるのにも関わらず…。その投票が開催される前も、グランプリに輝いた後も、彼には彼女はできませんでした。
上記の例は、たまたまだったかもしれませんが、顔やスタイルが良くても、それだけでモテモテになるということはないということをお分かりいただけたかと思います。
イケメンを敬遠する女性の心理
誰もが認めるイケメンと付き合うと、ライバル女性たちからの嫉妬が半端じゃありません。
誰もがイケメンだと思うような男性と交際する女性は、多くの女性たちからのジェラシーに耐え抜かなければなりません。
イケメンと付き合う女性は、ジェラシーに耐えられるだけの強靭な精神力を持っている必要がありますし、釣り合う女性になるために自分を磨き続けなければならないという宿命も背負ってしまう事になります。
さらに、イケメン君は自信過剰な人が多いです。イケメン君と付き合う女性は、彼の自信にも耐えなければなりません。常に上から目線で接してくる彼の言動に耐えなければならないということです。
女性から人気のあるイケメン君と付き合っている女性は、彼のケータイが鳴るたびに、「他の女からか？」と疑ってしまうこともあるでしょう。
彼が他の女性と喋っている姿を見かけるたびに、不安な気持ちになってしまうことでしょう。
このような男性は、チャラい人が多く、「もしかしたら、私は複数いる彼女の一人なのか？」と疑心暗鬼に陥ってしまうこともあるかもしれません。
このようなことから、イケメン君と付き合うと必要以上に疲れるということを、女性は知っています。
こんなめんどくさいことをしなければならないなら、始めからイケメン君なんかと付き合いたくないと思うのが、多くの女性のホンネでしょう。
ブサイクな人気ホストもいる
私は複数のホストと友人なのですが、彼らや彼らの同僚の中には、優秀な成績を収めているにも関わらず、決してイケメンとは言えない人もたくさんいます。
イケメンではないのに女性から圧倒的な人気を博しているホストはたくさんいるということです。
彼らは女性心理を理解し、どのように接すれば女性に喜ばれるかを知り尽くしています。
「自分はイケメンではないから…」と諦めるのではなく、自分しか持っていないもの・自分にしかできないことを見つけ、人と差をつけていくことで、必ず道は拓かれます。
顔ではなく、中身を磨きましょう。中身が洗練されている男性というのは、言葉では言い表すことのできない雰囲気を醸し出し、その雰囲気が女性を引きつけるのだと私は思います。
最後に一言、男は顔じゃない。
