年の差カップルで女性が男性に求めることとは?
投稿日: 2017年01月20日
最終更新日: 2017年01月20日
出会いのきっかけはアルバイト
僕にとって、一番失敗したな、と思っている恋愛体験のお話です。
当時僕は32歳、彼女は21歳。
僕はその頃、勤めていた会社を人員整理(いわゆるリストラです)で早期退職し、新たな職を探したものの思うような仕事が見つからず、とりあえずアルバイトで凌ごうと、雑貨店の販売員になりました。
彼女もそこに大学生アルバイトとして勤めていたのです。
慣れない販売の仕事で最初は覚える事だけで精一杯で、お互い顔を合わせても「お疲れ様です~」等の定型程度の会話だけでした。
年齢も離れているので、何を話せばいいかもわかりませんでしたし。
と言うより、他の店員さんは店長以外は皆女性で、しかも20代前半の方ばかりで、なかなか会話の輪に入っていけませんでした。
仲良くなり、付き合う事に
数か月経過して仕事が一通り把握出来、ようやく他の店員さんとも会話が弾むようになっても、僕は昼間から夕方勤務、彼女は夕方からとシフトの時間が違う為、彼女とは変わらず「お疲れ様」の挨拶と業務連絡の引継ぎ程度でした。
それが大きく変わったのは、夕方からのアルバイトの子が一人怪我をして休職となった為、代わりに僕が夕方シフトに入る事になりました。
彼女と勤務時間が同じになる事で会話をするようになり、たまたま同じアーティストが好きだった事がわかった事もあって、急速に仲良くなりました。
そして、彼女が怪我をした子のお見舞いに行く、と言うので、僕も行こうかなと乗っかり、連絡の為とそこでメアドを交換。
一日何度もメールをするようになり、一緒にお見舞いに行った日の帰りに、良かったら付き合ってみる?と告白し、Okを貰いました。
段々と見えてくる綻び
皆さんそうでしょうが、付き合い始めは見る景色がバラ色に見えました。
特に、仕事をリストラされて自信を失っていた頃だったので、もう夢中になりました。
でも、それが良くなかったんですよね。
元々僕は寡黙で話題も振れないタイプなので、彼女に「面白い話してよ~」と言われても上手く返せない。
デートコースも、若い子の好む場所にはいけない。
付き合っていく内に、段々合わない部分を感じる様になりました。
でも、当時僕は夢中になれる物が他になく、彼女との恋愛だけに縋っていたので、それを認める事が出来ず、気づかないふりをしていました。
そして、彼女が段々就職活動で忙しくなり始め、メールのやり取りやプライベートで会う回数が段々減っていくと、僕があせりで暴走を始めてしまいました。
自分のせいで破綻し、別れました
その頃、怪我をしていた子が復職して来たので、僕はまた昼間のシフトに戻り、職場でもシフトの入れ違いの時にしか会えなくなって、僕はいつも不安、苛立ちを感じるようになりました。
すぐにメールの返事が来ないと拗ねたり、会ってもエッチしないと機嫌を悪くしたり。
今思うと子供過ぎて恥ずかしい限りで、これでは冷められて当たり前ですよね。
会おうと言っても忙しいと断られたり、メールをしても「うん」「そうだね」の一言返事しか来なくなってしまいました。
遂にメールの返事が途絶えて2,3日した後、「もう就職で忙しいし、付き合うのをやめよう」と別れを告げられました。
別れてから一カ月程経った頃、貸し借りしていた物の受け渡しの用でメールをした時、話の中で「付き合う前は凄い大人でかっこいいと思ってたけど、付き合ってみたら全然子供でがっかりした」と本音を聞きました。
今振り返ればもうそれは嫌という程よくわかります。
なんでもっと大人として彼女に包容力を持って付き合えなかったのか、とても後悔しています。
今は僕も自分の仕事を持ち、結婚して落ち着きを得ましたが、あまりに未熟な恋愛だったと思います。