妄想好きな女性たち
投稿日: 2012年12月28日
最終更新日: 2014年11月11日
女性はみんな妄想好き?
男性が思っている以上に、世の女性たちは妄想好きです。全員とはいいませんが、その率は決して低いものではありません。
日常生活の中でも、女性たちは頻繁に妄想を繰り返し、楽しむのです。
男性では想像もつかないようなシチュエーションを設定したり、異世界の物語に自分を主人公として当てはめたり、好みの男性と自分の交際を妄想したり…例え話をあげたらキリがありません。
ではなぜ、女性たちはこうも妄想好きなのでしょうか?
ここでは、少女漫画を考えながら、女性の妄想心理を探ってみたいと思います。
少女漫画と現実
少女漫画を読んだことが無いという女性は、滅多にいません。すなわち、ほぼ全ての女性が、多かれ少なかれ、少女漫画を読んだことがあるということがいえます。
少女漫画の中でも、人気があるストーリーというものがあります。それは、決して可愛くない、性格も良くない、みんなから好かれている訳ではないフツーの女の子が主人公として設定され、その主人公は数多のイケメン男性と恋を繰り広げる、というものです。
最初は憧れ的な存在だったり、他の女性と付き合っている男性だったり、自分の手の届かないような男性なのに、主人公と相手の男性の距離が少しずつ縮まって行く、というパターンが多いです。
そして、そのような少女漫画を読んでいる女性たちは、主人公の女の子に自分を当てはめるようになります。自分がその物語の主人公であるかのように、自分に当てはめながら読んでいくのです。少女漫画の作家は、そうしむけて書いている人も多く、自分と同じような不幸な女の子が、健気に頑張っている姿、というのは共感を覚えやすい設定であるといえます。
顔もいい、頭もいい、カネも持っている、スタイルもいい、といったような全てを持ち合わせている女の子の恋の物語なんて読んでも、誰も楽しくないですからね。
不幸で顔もスタイルもそこまで良くない女の子が、カッコいい男性との恋を成就させる姿、というのが多くの女性たちが望むシチュエーションです。人気を博している少女漫画は、そのようなストーリーのものが多く、それらを読んで育った女性たちは、少女漫画の世界を現実の世界に当てはめて妄想する、というわけです。
キーワードは「年上」
年上の男性は、とりわけ女性たちからの憧れを持たれやすい存在であるといえます。女性たちの妄想の相手や、少女漫画の主人公の相手は、年上であることが多いです。
上司、お兄ちゃん、先輩、先生など、女性たちはとかく年上男性との妄想を好みます。理由は様々ですが、少女漫画の展開に似ているということも少なからずあるはずです。
先生や上司などは、許されない恋であるというパターンも多いため、女性たちは妄想で飢えを凌ぎます。、妄想するだけなら自由ですし、犯罪でもないですからね(エスカレートしすぎると危険ですが…)。
とはいえ、女性たちが年上の男性を妄想相手に設定しやすい、というのは事実ですから、男性側もそれを頭に入れて行動するようにすれば、恋の始まりの糸口が見え隠れするかもしれません。
女性の変化を見抜く
女性たちは憧れの男性に振り向いてもらおう、少しでも自分に興味を持ってもらおうと必死です(少女漫画の主人公がそうであるように)。
しかし、妄想していることが現実に起こることが望ましい、という訳でもありません。妄想はあくまで妄想、現実とは違う、と割り切っているケースも多いです。
自分が妄想されているかどうかなんて分かりません。その上、割り切っているパターンかどうかなんて、妄想している本人ですら認識しているのかどうか怪しいところです。
身の回りの女性、特に年下の女性の変化に目を配っていれば、何らかのメッセージは受け取れるはずです。今まで気にも留めていなかったようなことでも、注意深くチェックすれば、「もしかしたら…」なんてこともあるかもしれません。
- 女性が髪型や化粧を変えたとき、その変化を指摘したときの女性のリアクション
- 新しい服や小物を使っているとき、それに気付いてあげたときの女性のリアクション
- 女性の目線
- 挨拶したときなどのリアクション
- メールなどの速さ
- 絵文字や顔文字の変化
など、日常のあらゆる局面で、女性の反応を注意深くチェックしてみましょう。もしあなたが妄想の相手に設定されていた場合、社交辞令とは明らかに違うリアクションが返ってくるはずです。