振られたときや失恋してしまったときの対処法

恋愛心理学の実践

投稿日: 2014年11月29日

最終更新日: 2014年11月29日

突然やってくる失恋

つい先日、身近な女性が失恋してしまいました。その理由は明確になっておらず、なぜ振られたのかサッパリ分からないという状況でした。

男女問わず、人の気持ちというものは移ろいやすく、ある日突然別れがやってくることもあります。

理由が分からなければ克服することは難しいですが、泣き寝入りしていても何も始まりません。

今回は、失恋してしまった場合、どのように対処すれば良いのか考えてみたいと思います。

失恋を経験したことのない人はいません。いたとしてもごくわずかでしょう。誰もが通る道です。失恋したことのない人でも、これから失恋してしまう可能性は十分に考えられます。気持ちをどのように整理すればいいのかの参考になれば幸いです。

時間は逆戻りしないので前向きに考えてみる

失恋してしまったということは、その事実がもう既に起こっており、逆戻りさせることはできません。相手がやっぱりやめた、やり直そうと言ってくれれば良いのですが、多くの場合そうはならないでしょう。とすれば、先のことを考えるしかありません。過去は変えられませんが、未来なら変えられます。

失恋してしまった、相手に振られてしまったということは、あなたに何かが足りなかったのでしょう。そうでなければ、他の人があなたより優れた何かを持っており、相手がそれに惹かれてしまったという可能性も考えられます。

誰よりも優れた人になるのは不可能ですが、自分にしかない魅力を引き出したり、後天的に新たに自分の魅力を作り出すことはできます。

相手を待ちつつ自分を磨く

振られたから次の人を探す、というのは、なかなか難しいものがあります。振られたことを忘れたくて、別の人を求める、というのは、自分にとっても新しい相手にとっても良い話ではありません。もちろん、振った相手にとっても。

振られた腹いせに別の人と交際する、と考えてしまうのは、あまりに浅はかです。

そんなことをするぐらいなら、自分に足りない部分、自分にない魅力を求めて研鑽を積んだ方がよっぽど効果的です。

冒頭の知人女性に対して、私はこうアドバイスしました。

「今よりもっとキレイになって相手を見返してやればいい」
「『なんで振っちゃったんだろう』と相手に思わせるぐらいキレイになっちゃえ」
「やっぱり戻りたいと相手に思ってもらえるぐらい自分を磨いちゃえ」

このように前向きに、将来の自分を魅力的にするように未来の話をしたら、その女性は徐々に元気を取り戻してくれました。

繰り返しになりますが、振られた事実が起こってしまったら、もう覆せません。後戻りはできません。

振られた事実を「この先自分は何をすればいいのかを冷静に考えるチャンス」に変えるべきです。

時間を有効活用することの威力

例えば半年間、振られた相手を見返してやるために努力を続けたとします。どのような努力でも構いません。例えばジムに通って体を絞ったり、勉強を続けて中身を磨いたり、ネイルや脱毛で自分に投資したり、オシャレを学んで印象を変えたり、なんでも良いんです。

他の交際相手を作らず、待ちながら自分を磨き続けたとします。そのことを、半年後、振った相手が知ったらどう思うでしょうか。きっと心を打たれるはずです。この期間は長ければ長いほど威力が増します。

待ち続けて努力し続けても相手が返ってくる保証なんてありませんが、相手の心にはきっと響くはずです。そして何より、自分自身がスキルアップすることができるはずです。

自分をスキルアップさせる努力を怠らなければ、きっとまた良い相手に巡り会えるはずです。

クヨクヨしてたら時間がもったいないです

振られてしまった時に、

「あーあ、振られちゃった」
「何もする気になれないな…」

と泣き寝入りするのは簡単ですが、ぜひピンチをチャンスに変えてみてください。失敗から学んで成功を導いてください。

確かに振られるとキツいです。精神的に参ってしまいます。しかし、そんな時こそ努力することで、生まれ変わった新しい自分に出会うことができます。

辛いですが、誰もが通る道です。そこで頑張れるか頑張れないかが、今後の命運を分けるでしょう。

この記事のタグ

出会いに役立つコンテンツ