十代女子(JK・JC・JS)だって愚痴りたいんです
投稿日: 2014年03月07日
最終更新日: 2014年11月20日
ティーンエイジャーにも愚痴はある
当サイトではこれまで大人の女性について様々な考え方を考察してまいりましたが、今回は少し趣向を変えて、ティーンエイジャーに焦点を当てた考え方をご紹介してみたいと思います。
というのも、十代女子との距離感を掴むのはとても難しいと感じている人が多く、その悩み相談もよくされるためです。つまり、ここでどのように十代女子に接していけば良いのかについて考え方をご紹介しておくことで、そのような悩みをお持ちの方の参考になると考えました。
今回は、ティーンエイジャー女子たちの悩みやストレスについて考え、その周囲の大人たちはそのようなティーンエイジャー女子たちとどのように向き合えば良いのかについて考えてみたいと思います。
どうしてもストレスが溜まる年頃
若い頃は、どうしてもストレスが溜まりやすいです。人との交流がうまくいかず、どうして良いか分からず、悩みます。しかしティーンエイジャー女子たちは多感なため、親にそのような悩みをどのように相談したら良いのかも分かりません。
ストレスが溜まりやすいのは環境のせいでもあります。学校や部活、クラブ活動などで、なにか嫌なことがあったとしても、明日もそこに行かなければなりません。明日も同じメンツと顔を合わせなければなりません。
嫌なことをキレイサッパリ忘れる訳でもなく、何か解決策を見付ける訳でもなく、誰かに相談できる訳でもありません。自分一人で悩みを抱え、明日もその環境に身を置かなければなりません。そうしてだんだんストレスが大きくなっていき、マイナスな循環がうまれてしまいます。
聞き役がいるだけでも違う
そのような十代女子と接する時、大人はどう接すれば良いのでしょうか。大人にも十代の頃はありました。しかし、その頃と今とでは環境が全く違います。自分が十代だった頃の正攻法を子供に叩き込んでも意味はありません。オジサン・オバサン扱いされて終わります。
しかし、悩みを聞いてあげることは重要な要素です。大人でも、「聞いてくれるだけでなんかさっぱりした」と感じることはあるはずです。それは子供でも同じで、言うのと言わないのとでは精神的に大きな差があります。
常にティーンエイジャー女子たちの言葉に耳を傾け、大人に対して発していないかもしれない情報も察知できるようにアンテナを張り、注意深く洞察してみて下さい。悩めるティーンエイジャー女子たちは、たくさんの情報やサインを発します。それをうまく受け取り、受け止めてあげるのは大人の役目です。
アドバイスを求めているのではない
ティーンエイジャー女子たちは大人にアドバイスを求めている訳ではありません。特に友達同士の問題や部活での人間関係、上下関係等は自分自身でしか解決することができませんから、大人にアドバイスされても、それこそ時代が違いますから効果的なものとななりにくいです。
今は昔と違って、誰とでも瞬時にメッセージをやり取りできる時代です。便利な反面怖さもある環境です。ティーンエイジャー女子たちはそのことをよく理解しています。ネット上でハブられたりディスられたりすることを嫌います。それをされないように、現実世界で頑張っているのです。
現実とネットが入り交じる複雑な環境は、十代の頃にネットやスマホがなかった大人たちには理解しにくい環境です。それを子供たちも分かっています。昔はなかったんだから、今の(ネット社会の)悩み相談を大人にしても良いアドバイスは受けられない、と。
ですから、ティーンエイジャー女子たちはアドバイザーよりも聞き役として大人に助けてもらいたいと思うようになります。先ほども申し上げた通り、聞いてくれる人がいるのといないのとでは、大きな違いがあります。
音楽や流行は重要な要素
今も昔も、多感な十代にとって音楽や流行は重要です。今流行っている音楽や服装、言葉等を知らないと仲間に入れない、ダサイと思われる、という環境は、今も昔も大して変わりません。
流行の音楽やファッションについてティーンエイジャー女子と大人が一緒に会話することも、距離を縮める良い方法になり得ます。共通の話題を持つことでお互いの距離が縮まり、悩みも打ち明けやすくなります。
大人が流行に興味がないと、この「共通の話題」という大切な要素の1つを失ってしまうことにもなります。勉強・勉強ばかり言うのではなく、時には共通の話題を模索することも、大人とティーンエイジャー女子たちとの距離を縮めるためには大切なのではないでしょうか。