社会人になってから、初めて彼女ができて、自信がないなと思っているあなたに伝えたいこと
投稿日: 2017年01月30日
最終更新日: 2017年01月30日
自信がなくてもいいんです
私がかつてお付き合いしていた人は、20代後半になるまで、女性と長くお付き合いしたことがいないという人でした。
内面も外見も素敵な人でしたが、恋愛経験が乏しいことに引け目を感じていて、よく「自信がない」と話していました。
私も決して恋愛経験が多いほうではありませんが、彼の恋愛経験が少ないこと・それで自信を失ってしまっていることで、残念だと感じたことはありません。
だからまずは、お伝えしたいです。
「恋愛経験が少ないからって自分を責めないで!」
「恋愛経験が少ない=人としての魅力が足りない、じゃないですよ!」
そのうえでお願いとしてもう一つ、お伝えしたいです。
「経験の少なさを、多数派の意見とか、一般論で補わないでもらえたら嬉しいな・・・」
一般論に合わない私は、だめ?
私は優しい元彼が大好きでしたが、話をしていると、何かにつけて周りの友人の状況と比較して「普通か・そうじゃないか」、判断されることは気になっていました。
「他の友達で、彼氏の実家に行くことをそんなに気にするって言っている人はいないけどな」
「他の友達で、誕生日当日に祝われることにそんなにこだわっているって人、いないけどな」
このような発言を彼氏がする度に、
「私は、彼氏の友人と同じように考えないといけないのかな?」
「多数派に合わせられない私は悪いのかな?」ともやもやして、
悲しくなったり、ときに喧嘩したりしました。
後日、二村ヒトシさんの「すべてはモテるためである」を読み返したとき、ああ、もしかしてこういうことだったのかな、と思い当たるような箇所がありました。
男性的な感性は記号に興奮し、女性的な感性は信号に興奮する
「すべてはモテるためである」の中で、二村さんは書かれていたことはこんな内容です。
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「基本的に、男性的な感性は記号(サイン)に興奮し、女性的な感性は信号(シグナル)に興奮する」と言われています。
〔中略〕
【記号】というのは、たとえば「巨乳」とか「さらさらの黒髪」とか「女子高生の制服のミニスカート」とか「女子高生という存在」とか、そういうことです。
〔中略〕
女性的感性というのは【好意を持ってる相手から、自分に向けられてあらわされた信号】を好むのです。
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これだけだと、「さっきまでの話とどう関係あるの?」と思われるかもしれないのですが・・・、私はこれは
男性は「一般化できること」に重きを置き、女性は「オリジナルであること」に重きを置くような傾向がある
ということなのではないかと解釈しています。
「この人のためだけの」オリジナルなコミュニケーションが嬉しい!
これを踏まえて、「女性的感性」を意識してみては、いかがでしょう?
例えば、「何かプレゼントをあげたい」とあなたが考えたとき、
「20代女性に人気のもの」を調べて、選ぶんじゃなくて、
「会話の中で、どんなものがほしいって言っていただろう」って
脳内で検索して、プレゼントを選んでみる、とか。
「私のことを考えて、時間をかけてくれた」と思ったら、
彼女は何より嬉しいはずです。
目の前にいるのは、
「○○なタイプの女性」じゃなくて、
一人の替えのきかない個人として扱ってみる、ということです。
「替えのきかない個人だと思って扱ってほしい」と言いながら
「男性はこういう傾向にある」ってカテゴライズしていて
私自身がすでに矛盾していますが・・・
それだけ難しい、ということですね・・・。